しおん学園の歴史
しおん学園の歴史は、しおん保育園の統合保育の歴史でもあります。
「下里しおん保育園」は設立当初より統合保育を行い、障がいのある子とない子が共に育ち合うことを大切にしています。この理念は就労支援B型事業所「しおん学園」にも受け継がれいて、皆さんが明るくオープンな雰囲気の中で就労しています。
しおん学園の沿革
1973年3月 社会福祉法人しおん保育園設立
4月 しおん乳児保育園を開園。統合保育を始める。
しおん乳児保育園は3歳未満児の小規模保育所としての認可であり、
3歳以上児の障害児の転園先がなく、就学時までの統合保育をするため「下里しおん保育園」 を開設することになる。
1974年4月 園舎完成「下里しおん保育園」を開設
1975年9月 「モンテッソーリ指導」(ゆり組)を開設
障害児の保育をより効果的にするために、一人ひとりの能力をより引き出す必要を感じ、
モンテッソーリ法を核とした個別指導を行う。
1979年4月 卒園した障害児の個別指導を継続したいとの要望に応じるため、学校の放課後、
個別指導室(ゆり組)にて指導開始。
1980年4月 「ゆり組」の経営を目的として通園児の親による「しおん友の会」を結成。
東京都より助成金を受ける。「ゆり組」を「しおん学園」と改称する。
1988年4月 障害児と共に働く店「勿忘草」を開店。宅配弁当、パン製造を始める。
1996年8月 長年の活動が認められ、8月ついに社会福祉法人の公益事業として認められる。
1998年4月 下里しおん保育園との合築でしおん学園舎完成
「勿忘草」の弁当部門を廃業し、パン工房として独立。
しおん学園生、保護者、学園スタッフにより運営。
1999年4月 木工、陶芸、紙漉き、手芸部の他に新たにさをりを開始。
2006年7月 親元から遠く離れ、自然の中で共同生活しながら自立を促すため、
北海道合宿(10日間)を開始。
2013年4月 就労継続支援B型、放課後等デイサービス事業開始
ベーカリーカフェ勿忘草開店
2021年3月 放課後等デイサービス事業廃止